バレーボール

デフバレーボール(聴覚障害者によるバレーボール)は、6人制で、一般のバレーボールと同じルールで行わます。

選手たちのスピードを活かしたダイナミックなプレーが大きな魅力です。選手は試合会場内では補聴器などの補装具を外すことが求められていて審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない、聞こえにくい状態でプレーをします。審判はハンドサインをしたり、ネットを揺らして気づいてもらうなど、おもに視覚から必要な情報を得られるような工夫がされています。

試合では勝利のカギとなるチームワークも重要になります。選手は障害の度合いが異なることもあるため、ゲーム中は手話だけでなく、身ぶりや口の動き、アイコンタクトなどを使いながら、意思疎通を図ります。また、ベンチワークでも、監督やコーチ、トレーナーやマネージャーの指示が的確に伝わるように、手話通訳のスタッフも含めて、普段からしっかりコミュニケーションをとることを大切にしています。