11月26日の閉会式をもって東京2025デフリンピックが終了いたしました。
　11月14日（サッカー競技開始日）から25日の競技最終日まで12日間にわたり、79カ国3,081名のアスリートによって熱戦が繰り広げられ、日本勢も大健闘し、金メダル16、銀メダル12、銅メダル23と合計51個のメダルを獲得し過去最多を大幅に更新しました。
　また、観客も前半で目標だった10万名を突破し、28万名の観客があり各会場でたいへん盛り上がりました。当連盟が協力した「デフリンピックスクエア」でも毎日多くの来客があり、見学や交流で賑わっていました。
　これも、デフリンピックキャラバンをはじめ、デフリンピックに向けてのさまざまなイベントでアピールしてきた成果と言えるでしょう。
　そして、運営も会場ボランティアや当連盟より依頼したスクエアの要員なしに成功はありませんでした。
デフリンピックにご協力いただいた全ての方々に心よりお礼を申し上げます。

　デフリンピックの競技は終わりましたが、デフリンピックが遺したもの（レガシー）を育てていき、1991年の世界ろう者会議が日本のろう者を変えたように、日本をそして東京を情報共生社会へと変えていく必要があります。そのためにはこれからも頑張っていかねばなりません。

　しかし、今はデフリンピックが無事終わったことと、選手や協力者の皆さんの健闘に感謝したいと思います。
　ありがとうございました！

2025年11月26日
デフリンピック東京推進委員会